YDL 5.0のカスタマイズをしよう
出典: PS3 Linux Information Site / Cell/B.E.のパワーを体験しよう
本ページでは、YDL 5.0 のカスタマイズについてtipsをまとめていきます。
コマンドラインからのゲームOSへの切替え方法、電源の切断方法、BD/CD/DVD/USBメディアの使い方など、PS3 Linuxの基本的な使い方については、PS3 Linuxを一通り使ってみるのページを参照してください。
目次 |
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パッケージのインストール
- YDLに新しいソフトウェアパッケージをインストールしたりアップデートしたりするには、YDLのパッケージ管理ツールであるyumを使うことが出来ます。
- YDL Ver 5.0 をインストールしたPS3上でyumでパッケージを管理するには、まず /etc/yum.repos.d ディレクトリ以下にある3つのファイルをそれぞれエディタなどで開いて、 #baseurl=ではじまる行の頭の # を消してください。(行頭の # はコメントを意味します)
- 上記の修正を行うことで、(2006年12月末日以降現在)コマンドラインやデスクトップGUIからパッケージをインストールしたり削除したりすることができるようになります。
- GUIベースでパッケージを追加したり削除したりするには、Enlightenmentのメニューから「アプリケーション(Application)」→「Applications」→「System Tools」→「Software Management」→「Add/Remove Software」を選択してください。
- コマンドラインからパッケージを管理するにはyumコマンドを使います。基本的には、yum install パッケージ名とすれば指定されたパッケージを追加することができ、yum remove パッケージ名とすれば削除することができます。yumコマンドの使い方の詳細はyumのマニュアルなどを参照してください。
- YDL 5.0.1をインストールした場合、パッケージの更新作業を行ってください。Cell SDKやopenssh等の更新があります。
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E17(Enlightenment)の日本語化
(以下の記述は、日本語版ではないYellow Dog LinuxをミラーサイトやYDL.netからダウンロードしてインストールした場合の日本語化のための情報です)
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Enlightenmentの言語設定の変更
- インストール時に日本語を選んでも、利用するユーザのEnlightenment環境は日本語になりません。
- Enlightenmentで利用するアプリケーションウィンドウのメニューバーを日本語化するためにはGnome Terminalを起動し次のようなコマンドを入力してください。
- % enlightenment_remote -lang-set ja_JP.UTF-8
- % enlightenment_remote -restart
- ※ 右クリックで出るメニュー等は一度ログアウトしてから、ログインすると日本語になります。
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Enlightenmentのための日本語フォントの準備
- lang-setのみではEnlightenmentのメニューは□□□で表示されてしまい、使いものになりません。
- システムで使えるフォントはデフォルトではVera*という名前のフォントのみになっていますので、その設定を変更します。注:以下の作業はすべてrootでやることを仮定しています。ユーザ毎に個別にフォント設定を行いたい場合、後述する「個別にフォントの設定をしたい場合」を参照してください。
- /usr/local/enlightenment/share/enlightenment/data/fonts にシステムで使用するフォントが置いてありますので、そこに日本語フォントを置きます。今回は「さざなみフォント」を置くことにしましょう。
- # cd /usr/local/enlightenment/share/enlightenment/data/fonts
- # ln -s /usr/share/fonts/japanese/TrueType/sazanami-gothic.ttf
- # ln -s /usr/share/fonts/japanese/TrueType/sazanami-mincho.ttf
- 上記設定を実行しようとしてエラーが出た場合、日本語フォントがインストールされていない可能性があります。その場合は、yumコマンドを利用して日本語フォントをインストールしてください。
- # yum install fonts-japanese
- フォントを置いたら、フォント情報を更新します。
- # mkfontscale
- # mkfontdir
- メニューで利用できるフォントとして登録するために fonts.alias ファイルを編集します。
--- fonts.alias.orig 2007-01-03 22:54:27.000000000 -0700 +++ fonts.alias 2007-01-03 22:29:24.000000000 -0700 @@ -9,3 +9,5 @@ Vera-Serif -Bitstream-Bitstream Vera Serif-medium-r-normal--0-0-0-0-p-0-ascii-0 Vera-Serif-Bold -Bitstream-Bitstream Vera Serif-bold-r-normal--0-0-0-0-p-0-ascii-0 Vera -Bitstream-Bitstream Vera Sans-medium-r-normal--0-0-0-0-p-0-ascii-0 +Sazanami-Gothic -misc-sazanami gothic-medium-r-normal--0-0-0-0-p-0-ascii-0 +Sazanami-Mincho -misc-sazanami mincho-medium-r-normal--0-0-0-0-p-0-ascii-0
- Enlightenmentを再起動します。
- # enlightenment_remote -restart
- Xのフォント設定をreloadします
- # xset fp rehash
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ユーザ毎にフォントの設定をしたい場合の日本語フォントの準備
- root権限がない場合にもユーザ毎に使いたいフォントを設定することができます。~/.e/e/fontsに自分の好きなフォントをコピーし、mkfontscale, mkfontdir したあとに fonts.aliasを書けば、システムフォントと同様にユーザ別に利用することが可能です。
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コマンドラインからのEnlightenmentの日本語フォント設定
- 実際にメニューを日本語表示できるようにします。この設定は日本語化終了後はGUIで[設定]→[設定パネル]→[フォント]で設定可能ですが、日本語化するまでは□で設定しにくいため、まずコマンドラインで最低限の設定を変更する方法を紹介します。
- ここではフォントを「さざなみゴシック 14pt」に変更します。
- # enlightenment_remote -font-default-set default Sazanami-Gothic 14
- # enlightenment_remote -font-default-set title_bar Sazanami-Gothic 14
- # enlightenment_remote -font-default-set menu_title Sazanami-Gothic 14
- # enlightenment_remote -font-default-set menu_item Sazanami-Gothic 14
- # enlightenment_remote -font-default-set ilist_item Sazanami-Gothic 14
- # enlightenment_remote -font-default-set button Sazanami-Gothic 14
- # enlightenment_remote -font-default-set label Sazanami-Gothic 14
- # enlightenment_remote -font-default-set frame Sazanami-Gothic 14
- # enlightenment_remote -font-default-set check_button Sazanami-Gothic 14
- 設定を反映します
- # enlightenment_remote -font-apply
- 以上の設定をすると、EnlightenmentのGUIメニュー(犬のマークをクリックすると出てくるメニュー)の主要な項目が日本語で表示されるようになります。
- Enlightenmentウィジェットのすべての項目を正しく日本語表示させるためには、上記と同様のコマンドを radio_button, slider, entry, configure, ilist_header ...などなどについて実行する必要があります。コマンドラインからすべてのフォント設定をいちいち行うのは大変なので、主要なフォントを設定したあとはGUIから設定する方が楽でしょう。GUIからのフォント設定については後述の「GUIによるEnlightenmentの日本語フォント設定」を参照してください。
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GUIによるEnlightenmentの日本語フォント設定
- GUIからEnlightenmentのフォントを設定するには、まずEnlightenmentのGUIメニューから「設定(Configuration)」→「設定パネル(Configuration Panel)」→「フォント(Fonts)」を選択して「フォントの設定(Font Classes)」ウィンドウを出します。
- 「フォントの設定(Font Classes)」ウィンドウの左側に表示されるフォントクラスの一覧から1つずつ項目を選択し、「フォントクラスを有効にする(Enable Font Class)」チェックボックスをチェックします。フォントやフォントサイズをdefaultからさらに変えたい場合、適切に設定してください。
- すべてのフォントクラスをチェックしたあと、「適用(Apply)」ボタンをクリックし、「閉じる(Close)」をクリックしてフォント設定ウィンドウを閉じます。
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アプリケーションメニューバーのフォントサイズの設定
- メニューバーのフォントサイズが大きすぎたり、小さすぎたりした場合には GTK の設定ファイルで調節できます。
- ~/.gtkrc-2.0を作成し、次のように設定を入れてください。(例では、さざなみゴシックフォント 18pt を指定しています)
- gtk-font-name = "Sazanami Gothic 18"
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サウンドの出力
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20061208版YDL 5.0 (Linux 2.6.16-20061110.ydl.2ps3)でのサウンド出力
- 2006/12/8以降に公開された新しい版のYDL Ver 5.0をインストールしたPS3では、インストール時のデフォルトの設定のままでアナログ、HDMI、デジタル端子すべての出力で音を出すことができます。
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20061127版YDL 5.0 (Linux 2.6.16-20061110.ydl.1ps3)でのサウンド出力
- 2006/11/27に公開された最初の版のYDL Ver 5.0をインストールしたPS3では、まずパッケージのアップデートをする必要があります。
- パッケージのアップデートをする前に、「パッケージのインストール」に上述してある通りに /etc/yum.repos.d/ 以下のファイルを修正しておいてください。
- パッケージのアップデートは、コマンドラインからyum updateと入力するか、Enlightenmentのデスクトップメニューから「アプリケーション(Application)」→「Applications」→「System Tools」→「Software Management」→「Software Updater」を実行してください。
- アップデートが終了したら、rootになってから/etc/kboot.confをエディタで開き、ファイル中の各行にある 20061110.ydl.1ps3 という部分をすべて 20061110.ydl.2ps3 に書き換えてください。
- /etc/kboot.confの書き換えが終わったら、rebootコマンドなどを実行してLinuxを再起動します。再起動してきたら、1208版と同様にサウンドを出力させることができるようになっているはずです。
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オーディオCDを聴く
- PS3 LinuxにオーディオCDを挿入すると、デスクトップにCDのアイコンが現れます。このアイコンをダブルクリックすると、Totemというアプリケーションが実行されてオーディオCDを再生することができます。
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GUIによるゲームOSへの切替え
- Enlightenmentデスクトップのメニューから「アプリケーション(Application)」→「Applications」→「System Tools」→「Boot PS3 Game OS」を選択することで、Linuxを終了させてゲームOSにシステムを切り替えることができます。
- なお、20061208以前に公開されたYDL Ver 5.0をインストールしている場合、root以外のユーザでGUIメニューからゲームOSに切り替えようとするとエラーメッセージが表示されます。この場合、ターミナルアイコンをクリックしてシェルプロンプトを出し、コマンドラインから次のように入力すればゲームOSに切り替えることができます。
- $ su
- パスワード(P): ←rootパスワードを入力
- # /sbin/boot-game-os
- どうしてもゲームOSに切り替えることが出来なくなってしまった場合、PS3 Linuxを一通り使ってみるのページにある「強制的なゲームOSへの切替え」の記述を参照してください。


