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4.7 本章のまとめ

出典: PS3 Linux Information Site / Cell/B.E.のパワーを体験しよう

 本章では、Cellをさらに使いこなすために以下の4項目を取り上げ解説しました。

(1) PPEとSPEの通信機能
(2) DMA転送を活用する
(3) PPEとSPEの共有データ表現
(4) ベクタデータのアラインメント
(5) SPEにおけるスカラ演算
(6) 埋め込みSPEプログラム

 「第4.1節 PPEとSPEの通信機能」では、PPEとSPEが通信するための機能について紹介しました。SPEには、DMA転送以外のMFCが提供する機能として、メールボックスとシグナル通知レジスタについて説明しました。また、SPEがPPEへ割込み通知をおこなうための、ストップ・アンド・シグナル命令について説明しました。

 「第4.2節 DMA転送を活用する」では、DMA転送するデータのサイズとアドレスのアラインメントに関する注意点を解説しました。また、DMA転送を活用するために、「ダブルバッファリング」と呼ばれるプログラミング手法と、「MFCアトミック更新」と呼ばれる同期プログラミングを行うため機能について解説しました。

 「第4.3節 PPEとSPEの共有データ表現」では、PPEとSPEのデータ表現の違いについて解説しました。特にPPEプログラムが64ビット環境の場合、SPEプログラムとの間で共有されるデータの表現方法に関するテクニックについて解説しました。

 「第4.4節 ベクタデータのアラインメント」では、SIMDデータのアラインメントに関する注意事項について解説しました。また、バイト境界が適切に揃えられていない場合のデータのロード・ストア方法に関するテクニックについて解説しました。

 「第4.5節 SPEにおけるスカラ演算」では、SPEにおけるスカラ演算の効率性について解説しました。また、SPEでスカラデータを効率的に扱うための組み込み関数を紹介しました。

 「第4.6節 埋め込みSPEプログラム」では、PPEプログラムにSPEプログラムを埋め込む方法について解説しました。CESOFオブジェクトのメリットについて解説しました。

 第1章から本章までの学習で基本的なCellプログラミングをおこなうための知識が習得できています。本章までの学習内容を踏まえて継続してCellプログラミングを学習していただくことを願います。



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