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1.5 本章のまとめ
出典: PS3 Linux Information Site / Cell/B.E.のパワーを体験しよう
本章では、Cellプログラミングを始めるにあたり、以下の4項目について解説しました。
(1) Cell誕生の背景
(2) Cellの物理構成
(3) Cellプログラミングの特徴
(4) 開発環境の構築
「第1.1節 Cell誕生の背景」では、Cellというアーキテクチャが登場した背景について解説しました。また、Cellがヘテロジニアス・マルチコアプロセッサであり、制御系プロセッサコアと演算系プロセッサコアで主な役割が異なることを解説しました。
「第1.2節 Cellの物理構成」では、Cellプロセッサの実際の物理構成について解説しました。1基の制御系プロセッサコア (PPE) と8基の演算系プロセッサコア (SPE) があり、SPEは計算を単純に繰り返すマルチメディア系の処理に特化したプロセッサコアであることを解説しました。
「第1.3節 Cellプログラミングの特徴」では、Cellの基本的なプログラミング・モデルについて解説しました。Cellプログラミングでは、PPEとSPEにプログラムの処理を分担させます。特に複数のSPE上にプログラムを分割しSIMD演算を用いることによりCellの高い計算能力を引き出せることを解説しました。
「第1.4節 開発環境の構築」では、第2章以降のプログラミング演習で必要となる環境構築について解説しました。
これからいよいよCellプログラミングの実践に入っていきます。第2章以降では、より具体的なCellプログラミングの話が登場します。本章で解説した物理構成やプログラムの処理の流れを頭に入れながら学習していくとよいでしょう。
