CTKVersion072

出典: CTK: Cell ToolKit Library


CTK Version 0.72はCTK Version 0.71のバグ修正版です。

修正された問題点

  • 64ビットコードにおいてCTKのDMAリストヘルパAPI (ctk_dma_list_xxxx) を使うとSegmentation faultが起こる問題を修正
  • 東芝環境においてアクセスヒント (ctk_spe_xxx_access_hint) API が有効ではなかった問題を修正
  • Outbound interruptメールボックスを読み書きするAPIがなかったのを追加 (Libspe環境およびSPE側のみ。東芝環境においてPPE側からOutbound interruptメールボックスを読み出すAPIはサポートされていません)。また、メールボックス・シグナル通知関連ラッパAPIを整理し、主要なAPIについて(システムコールの代わりにMMIOレジスタを使うことで)高速化を進めた
  • ./configureにおいて32ビット/64ビットモードでのビルドを指定するためのオプション--with-lp32および--with-lp64を追加
  • いくつかのAPIについてSPEスレッド/SPEコンテキスト共通API化を推進 (以前のバージョンで使うことができたAPIもすべて残されています)
  • インストールされるヘッダファイル中でautoheaderが出力するconfig.hをインクルードしていたのを修正 (autoconfを使った他のプロジェクト中でCTKライブラリを使う場合に問題があることがあったため)
  • その他細かいバグ修正およびコード整備

以前からある主な機能・特徴

  • アラインされていない領域の転送、2D領域転送などをサポートするDMA転送支援
  • PS3フレームバッファを扱うためのヘルパ関数
  • libspe, libspe2, 東芝SDK環境のラッピング
  • コア間で使える排他ロックや同期キューなどの同期プリミティブ
  • SPEのLocal Store上のテキストコードを動的に入れ替える形で軽量に実現されるオーバレイタスク機能
  • SPEファンクション、PPEコールバックなどのテンプレート
  • 簡単な画像フィルタやレイトレーシングを含む豊富なサンプルアプリ
  • その他細かいヘルパ機能群
表示